観光盆踊り大会

18日午後7時花火を合図に盆踊りが始まりました。2時間前はどしゃぶりの雨に中止かと思いましたが、気象庁の話では6時には雨があがるとのこと。びっくり、6時にはほんとに雨は降り止んだ。おかげで水撒きはしなくてすみました。供養の踊りだけに素敵な天のおはからい。

 

                          

 

 会場は新しく出来た芝生のある中央公園。雨の後の会場はたくさんの踊り子と観客で熱気むんむん。うちわ片手に芝生の感触も楽しみつつ、小学生のころ父に連れて行ってもらった宇佐神宮の夏越祭りを思い出した。夏草の燃える匂いとカキ氷の蜜の甘い香りが混ざった参道を歩いていくと、その周りにはてきやさんがずらっと並んでとっても賑やかで。

 

 

                                                今夜もたくさんのてきやさんが来ていました。

 

 

                    

 

 

                    

 

               踊り子さんたちは商店街の中にある審査会場の前を通っていきます。

 

 

                     

                

 

 

                    

 

 

                    

                                                           

 

 

 商店街を一巡してから盆踊り会場へもどりますが、ここでハプニングが起こりました。今まで商店街に流れていた草地踊りのくどきや太鼓の音が止まってしまったのです。何かのミスで商店街にあるスピーカーからは音がしなくなったのです。一時は無音の踊りが列をなしていきます。するとどこからか、いち・にい・さん・しいとリズムを口にしながら踊りの体制を整えていくチーム。自分たちで歌いながら踊るチーム。それぞれが工夫しながら音のなくなった商店街を踊っていきます。これがいいか悪いか、どこに責任を求めてもいい答えは得られません。自分がこの状況をどう切り抜けていくか。それをそれぞれのチームが見せてくれました。

くどきと太鼓の大きな音の迫力には欠けましたが、踊り子さんたちの一生懸命に勝るものはなかったように思えました。

 

 

                                                                

 

 

盆踊り会場では何事もなかったように、踊り子さんたちも観客も夏の終わりの余韻を満喫しているように思いました。

ところで一等賞金はなんと20万円。いいですねー。ちなみに今年は小学生チームがゲットしましたよ。